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乱視の治療方法

乱視は、角膜や水晶体の歪みから光の屈折異常が起こり、物がぼやけたり、何重にもみえたりする目の状態をいいます。乱視には正乱視と不正乱視があり、光が2か所で焦点を結ぶのが正乱視で、ほとんどの乱視はこれです。一方、不正乱視は、どこにも焦点が結ばれない乱視で角膜の異常が原因とされています。乱視の治療方法として、正乱視の治療は、普通は円柱レンズ(円柱を立てて縦方向に切り取った形のレンズ)と球面レンズを組み合わせたメガネやコンタクトレンズで矯正することを指します。不正乱視の治療では、軽いものならハードコンタクトレンズの使用で済みますが、重度のものは手術となります。また、スポーツ選手やコンタクトレンズが体質的に合わない場合は、レーザー治療という方法もあります。

近視と乱視との関係

乱視は、多くの人が持ち合わせていて、近視を持つ4人に1人が乱視だとも言われています。目の屈折異常という点では、近視も遠視も乱視も同じ部類に入ります。また、乱視は誰でもが先天的に持っている大変ポピュラーな目の症状でもありながら、詳しいことは、一般にほとんど知られていません。ただ、近視の方が日常生活で目立った症状として現れるので、多くの人は、近視の矯正のためにだけメガネやコンタクトレンズを使用して、乱視治療はおざなりになることもあります。特に子供の時には、近視の予防も大切ですが、同時に乱視にも気を配りたいものです。

幼児の乱視

乱視は、幼児の段階からも気をつけてあげなければなりません。幼児の場合、眼球が小さいので、物の像を網膜の外に結びやすく遠視気味ですが、成長とともに像を前に結ぶようになり、正常な視力になります。それを超えて眼球が大きくなり、像を近くで結ぶようになるのが近視です。幼児期に強度の近視や乱視を放置しておくと、物を見る機能の発達が悪くなり、その後の日常生活に影響を及ぼします。特に乱視が入ると、遠くも近くもよく見えないため、本を読んでいてもすぐ飽きるなど、日常の行動にも影響が現れてきます。目の屈折状態は、成長とともに変化していきますが、視機能の発達から考えて3歳児健診を受ける時期には、目のことにも注意を払いたいものです。目つきがおかしい、ころびやすい、顔を斜めにして見るなど、「おかしいな」と保護者が感じたら、乱視治療を行うことをお勧めします。

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